イベント

GJS Research Workshop 2023年1月例会
「在日」文学再考 ―作家・温又柔さんを迎えて―

日  時:2023年1月21日(土)9:00~11:00
     2023年1月22日(日)9:00~11:00
会  場:大阪大学豊中キャンパス 文法経本館2F 大会議室(ハイブリッド開催)
開催言語:日本語および英語

参加方法:参加をご希望の方は、以下のURLまたはチラシのQRコードよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/nSHS8y8RsN
参加申込締切:参加お申し込みは終了しました。

【趣旨】
2022年は、作家李良枝(1955-1992)がわずか37歳で亡くなってから、30年目にあたる年でした。没後30年を記念して、『李良枝セレクション』(白水社)が刊行されましたが、同書を編み解説を執筆したのは、作家の温又柔さんでした。日本で生まれ育ち日本語で創作した在日コリアン女性作家李良枝の『セレクション』を「台湾生まれ,日本語育ち」の女性作家温又柔さんが編集したのは、偶然ではなく、そこには深い共感が働いていたことが、解説のなかで表明されています。本イベントでは、温又柔さんによる李良枝の読みを出発点としつつ、世界各地で李良枝を読んでいる研究者が意見を交わすことで、「在日」文学をより広いコンテクストのなかで再考することを試みてみたいと思います。多くの方がこの再読の試みに参加してくださることを期待しています。

【プログラム】
2023年1月21日(土) 9:00-11:00
第1部 キーノートスピーチ
演 題 
 「言葉の居場所を探して」
講演者
 温 又柔(作家)
司会
 渡邊 英理(大阪大学大学院人文学研究科准教授)

2023年1月22日(日) 9:00-11:00
第2部 パネル・セッション 李良枝再読
発表(各15~20分)
 山﨑 信子(リーハイ大学助教授)
 Catherine RYU(ミシガン州立大学准教授)
 康 潤伊(創価大学総合学習支援センター助教)
 趙 寛子(ソウル大学日本研究所副教授)
コメント
 温 又柔(作家)
 渡邊 英理(大阪大学大学院人文学研究科准教授)
司会
 宇野田 尚哉(大阪大学大学院人文学研究科教授)
 Nicholas LAMBRECHT(大阪大学大学院人文学研究科助教)

本ワークショップは大阪大学グローバル日本学教育研究拠点・拠点形成プロジェクト「在日コリアン文学の国際研究ネットワーク構築」の一環として開催するものです。

2023.01.01