イベント
GJS-ERI拠点形成プロジェクトシンポジウム
『コロナ禍の声を聞く』刊行記念シンポジウム:コロナ禍をどう記憶するか~記録の意義と展望~
日 時:2023年11月5日(日)14:00~17:30
会 場:大阪大学豊中キャンパス 基礎工学国際棟1階 セミナー室(ハイブリッド開催)
開催言語:日本語
参加費:無料
参加方法:参加お申し込みは終了しました。
【趣旨】
2020年以来、新型コロナウイルス感染症およびその対策は世界に大きなインパクトをもたらしました。それから3年が経ち、現在ではコロナ対策は大きく変化し、社会のあり方や捉え方も様変わりしています。この歴史的な「出来事」を、私たちはどのように理解できるでしょうか。またこの出来事は、どのように歴史になっていくのでしょうか。
大阪大学文学部日本学専修では、専門科目の演習授業などで、身近なコロナ禍の声を記録してきました。このたび、それをまとめた書籍『コロナ禍の声を聞く―大学生とオーラルヒストリーの出会い―』(⼤阪⼤学出版会、2023年)を刊⾏するにあたって、改めて記録の意義とこれからの展望について考えたいと思います。
当日は、コロナ禍の体験を語る声を集める実践にかかわった大学生や高校教員の経験や、コロナ禍に生まれたモノを学芸員として収集した経験についての報告を踏まえ、参加した人それぞれが語り合う場も設けたいと思います。
予備知識などは必要ありませんので、多くの関心のある方の参加をお待ちしたいと思います。
報告
・五月女賢司(大阪国際大学・准教授)「コロナ資料収集と地域博物館の使命」
・小田歩(大阪府立渋谷高等学校・教員)「高校生の目線で振り返るコロナ禍の記憶と思い」
・大阪大学文学部日本学専修「コロナと大学」プロジェクトメンバー「『コロナ禍の声を聞く』編集を経て」
コメント
・飯島渉(青山学院大学、科研費基盤(A)「COVID-19のパンデミックへの歴史学的「介入」」研究代表者)
・青木門斗(「#いまコロナ禍の大学生は語る」プロジェクト代表)
グループでのディスカッション・質疑応答
【その他】
・13時から、学園祭「まちかね祭」の企画として、同キャンパス文法経講義棟で開催されている展示について展示の説明会などを30分程度実施します。
・学生有志「コロナと大学」プロジェクトのSNSアカウントでも情報を継続的に発信しています。
→コロナ禍の声を聞く:Instagram @corona_voice
・会場では書籍販売も実施します。
→『コロナ禍の声を聞くー大学生とオーラルヒストリーの出会い』(大阪大学出版会、2023年)の詳細は写真をクリックしてご参照ください。
主催:大阪大学大学院人文学研究科現代日本学研究室
大阪大学グローバル日本学教育研究拠点・拠点形成プロジェクト
「オーラルヒストリー資料の保存・公開・活用に関する共同研究」
共催:大阪大学グローバル日本学教育研究拠点
問い合わせ先:安岡健一(大阪大学大学院人文学研究科准教授)yasuoka.kenichi.hmt(at)osaka-u.ac.jp ※
※ (at) は @ に置き換えて下さい。